Qrio Lockとは?
Qrio Lockは既にご存じの方が多いと思いますが、玄関の解錠・施錠をスマートフォンで行えるデバイスです。「ボロい家だけど最先端っぽくなるじゃん!」と言うことで、飛びつきました。
通信はBluetoothで行うので、ドアの近くでアプリを操作しますが、Qrio Hubを別途購入するとインターネット経由で解錠・施錠でき、動作したことをスマートフォンに通知してくれます。
子供の帰宅などをリモートで知るのにとても重宝していました。
機能面もさることながら、取り付けやすさも売れた要因だったと思います。だって、両面テープで設置するだけなんだもん。
発売から3年間の間、ユーザーからの意見を反映し、ソフトウェアバージョンアップを重ねてきたQrio Lockですが、このたびニュータイプが発売となりました。
Qrio Lock依存が高いワタクシなので、発表と同時に予約しましたよ。
旧Qrio Lockの残念だったところ
まず、New Qrio Lockのレビューをする前に、旧型の残念だったところを挙げておき、後ほど新型ではどうなったかを見てみるとしましょう。
<残念だったところ>
①Qrio Hub経由での解錠に時間がかかる
スマートフォンで解錠ボタンをタップしてから約5,6秒はかかると思います。我が家の場合、玄関ドアに鍵が2つあるため、Qrio Lockを2台設置し連携させていたこともあり、ドアが開くまで10秒近くかかりました。
こればかりはどうしようもないので、玄関ドアに到達する時間を逆算して対処していました。
②解錠・施錠の通知が遅い
Qrio Lockが動作して5,6分しないと通知されません。これは今年5月ぐらいに仕様変更が入ったためで、以前は1分以内には来ていたと記憶しています。
ある程度のリアルタイム性がないと、意外と気持ち悪いです。
③鍵の状態を確認できない
今鍵が閉まっているのか、開いているのか、スマートフォンから確認することはできません。
鍵が閉まっている状態で、アプリの閉まるボタンをタップすると数秒後に「既に閉まっています」となるので、一手間加えれば確認することはできますが、地味に面倒です。
④Qrio Lockが外れる
本体自体が若干重いため、両面テープが剥がれてくることがあります。
付属の両面テープが弱いので、ホームセンターで超強力な両面テープを買って対応しました。
上記の点が改善されていれば大満足なのですが、果たして結果は・・・
新Qrio Lockとの比較
① これは速い、超速い。ボタンを押して1秒で開きます。
まだ、2台ではないですがNew Qrio Lockは時間差なしで開くと公式で言っていたので、嘘ではなさそう。
② まだそれほど使っていないですが、すぐ通知されることもあれば、遅いときもある。法則性が分からないので、これからですかね。
アプリもバージョンアップされていくと思うので、それに期待です。
③ アプリで確認できるようになりました。
④ 前のLockと比べて2/3ぐらいの重さになり、両面テープも工夫されていたので、大丈夫なような気がします。
Qrio Lockの新機能
・手ぶら解錠機能
旧Qrio Lockでもβ機能ということで、搭載されいたアプリ操作なしでの解錠機能。GPSで検知したら解錠動作となるという触れ込みだったが開いたり開かなかったりと動作が不安定。
開いたと思ってドアノブを引っ張って閉まっていたときのガッカリ感が半端ないので、我が家では使用していませんでした。
この機能がパワーアップして正式機能となりました。旧版との大きな違いはGPSとビーコンを利用しているって事。これによってより正確に動作するという触れ込み。
実際にやってみましたが、今のところ誤動作なし。ちゃんと開きました。凄い。
・オートロック機能強化
旧版でもタイマー制(10~60秒)のオートロックがあり、我が家でも使用していました。とても便利な機能で、外出するときも鍵締めなし&閉め忘れなしでした。
これが、マグネットセンサーによってオートロックされるようになりました。なので、ドアが閉まった瞬間に鍵がかかります。ホテルなどのアレですね。
でも、すぐ閉まるとお隣に回覧板を届けに行ったり、ゴミ出しに行ったりのちょっとだけ外出が面倒になりそうとお嘆きの方、ちゃんと考えられてます。
「開ける→閉める→開ける」の操作をすると、オートロックを一時解除できるコナミコマンド顔負けの機能によって対処できます。
まとめ
まだまだ使い始めたばかりなので、注意深く見ていく必要はあるかと思いますが、旧型から約5000円アップは納得できる結果となりました。
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