
普通にめくると、何も描かれていない白紙の本。
ところが、不思議なランプを擦ってからもう一度めくると…今度は白黒の絵が浮かび上がっている!
さらにもう一度ランプを擦ってめくってみると、なんとカラフルな絵に大変身!
そんな不思議な本、いったいどんなトリックが隠されているのかわかりましたか?

ドッツ
なんとなくわかったよ。
ヒントはページをめくる指かな?
マジック・カラリングブック(仕掛け絵本)の概要説明
〜種明かし込みの解説〜
これはどんなマジック?
「白紙 → 線画 → フルカラー」と3段階で変化するマジック用の絵本。
誰でも簡単に扱えて、観客に強いインパクトを与えられる定番マジックアイテムです。
特に子ども向けイベント・ステージマジック・初心者向けマジックとして人気があります。
仕掛けの構造
この絵本は、3種類のページが順番に繰り返される構造になっています。
ページの種類 | 特徴 |
---|---|
① 白紙ページ | 何も描かれていない |
② 線画ページ | モノクロのイラストだけ |
③ カラーページ | 色付きイラスト |
さらに重要なポイントは「ページの長さが異なる」こと。
断面を見ると、ページの端がわずかに短い・中くらい・長い という段差がついています。
トリックのやり方
めくるときに指をかける位置を変えることで、見せたいページだけを選んでパラパラできます。
指をかける場所 | 見えるページ |
---|---|
一番浅い位置 | 白紙だけがめくれる |
中間の位置 | 線画だけがめくれる |
深い位置 | カラーページだけがめくれる |
これにより、何度も同じ本を見せているのに「中身が変化する」というマジック効果を生み出します。
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