V-MAX、梅雨前のメンテナンスメニュー

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梅雨前の最後の晴天(が、暑すぎる)になると思われる土曜日、重い腰を上げました。
メンテナンスメニューはこちら。

1. クーラント交換
2. この前のツーリングでお漏らししたハウジング周りOリング交換
3. 冬になるとジワッとお漏らしするフロント左のホース交換
4. 燃料ポンプ(中華)交換

以上の4本立てとなっております。
しかし、V-MAXよ、お前には金がかかるなぁ。
もう1台の相棒スポーツスターは相変わらず調子がよく、オイル交換ぐらいしか金かからない。
そんな愚痴を言っていると、またやる気がなくなるので、さっさと作業。

クーラント、水回り関係部品交換

この前のツーリングで、すぐに水温が上がってファンが回るなぁと感じたため、3年前ぐらいに変えた安物クーラントの劣化を疑い、クーラントを交換。
クーラントは、よく冷えると巷で噂のワコーズのヒートブロックプラスを選択。

4リットル6,000円オーバーの高級品w

まずは、クーラントを抜いていく。
サーモスタットをONにして、ドレンボルトを外せば抜けますが、今回はシリンダー横のドレンx4からも抜き、水道水でキレイキレイしました。

抜いたクーラントの色は変色していて底の方にはヘドロっぽいものがありました。

まずはハウジング周り。
ボルトを緩め、ハウジングを外します。
Oリングはかなり劣化していて、ちぎれたであろうオーリングの破片がありました。(写真中)
ここからのお漏らしで間違いないでしょう。
新品に交換しました。(写真右)

冬になるとジョイント部分から、バンドを締め付けても少しずつ漏れてきます。
冬場は気温が低くゴム類が硬化しているからと思い、結構前に購入していたフロント左側のホースを交換。
ジョイント部分は少し錆が浮いていましたが、まだまだ使えそうです。

クーラントを入れエンジン始動、気泡を抜いてやります。

ある程度抜けたら、キャップを締め終了。

せっかくなので社外のラジエーターキャップを取り付けました。
ホンダ系とありますが、V-MAXにピッタリです。

燃料ポンプ交換

だんだん劣化していき、調子が悪くなるといわれる燃料ポンプ。
いつも楽しいネタを提供してくれる青ガレさんの動画で、暖気直後、キャブ側に吹き返すバックファイアーの原因が燃料ポンプだったというのを見て交換したいと思っていた。

Vmax燃料ポンプ交換編

自分のV-MAXもずっと同じ症状が出てたので気になってたんですよねぇ。
でも、純正品は3万オーバーの高級品。青ガレさんはAmazonで中華を買って失敗されて純正をポチッてましたが、自分にはそんな勇気はねぇ~ということで、パイプの位置とステーの形状に気を付けコイツを購入しました。

左は純正品、右は中華品。
見た目は一緒ですよね~
こんな感じでガソリン排出量をチェックし実用に耐えうるか確認します。

左純正品、右中華品。
一回の排出量はどちらも同じぐらい。ちゃんと動きそう。

バイク屋まで試走

取り付けた後は試走がてら、バイク屋へ。
暖気はほぼやらず、すぐに走り出してみる。いつもなら「バシュ!バシュ!」とエンジンが温まるまでバックファイヤーを繰り返します。
が、交換後はバックファイアーは発生しません。
これは大成功か!? 4年持ってくれれば御の字です。

さて、高級クーラントの方ですが、心なしか水温が上がるスピードが遅くなり、ファンが回るとすぐ下がる感じがします。たぶんプラシーボです。

バイク屋さんでは、結構前に買って放置していたアーシングケーブルの取り付け相談をしてみました。
適当に取り付けても意味がないので、テスターで測りながら効率がよさそうなところを探して取り付けてもらいました。

ケーブルの取り回しはもう少し考えるとして、とりあえずこんな感じ。
キャブからフレームへのアーシングは追加でやってもらいました。

目に見える効果としては、アイドリング時の電圧が0.2~0.3Vアップ、走行時は0.5Vほどアップしました。
その他のプラシーボかもしれない効果としては、走り出し・低速時のトルクアップ。
これは数値にしないとわからないので、何とも言えませんが、いつものと比べて違うのはわかります。
こういったアーシングは、古いバイクにUSB充電器やらドラレコやらの電装部品を付けている車体に効果があると個人的には思います。
気になる方は以下の記事を参考にするとよいでしょう。

そんなこんなで、夏を迎える準備が整いました。
夏はどこに行こうかな。

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