前回はキャブをばらし、洗浄して、リペアキットを用意するところまででした。
その2から時間が空いてしまったのは、2台の車検があったり、子供の進路のことだったりといろいろあったので、じっくりいじる機会がなかったためです。
その代わり、ダイヤフラムカバーをメタルコンパウンドとホワイトダイヤモンドでシコシコ磨いていましたw
結構きれいになって満足です。
V-MAXの車検が終わり、やっと組み立てに着手することができました。
まずはジェット類です。
元々は国内のキャブなのでジェット類の番数が違いますので、フルパワー用の番数にします。
ジェットブロックについていたゴム(写真左)は経年劣化でゆるゆるでしたが、新品はキツキツw
フロートバルブ(写真中)は純正のものと違い、針金の部分をフロートの爪に入れなければならない。
説明がなかったので、試行錯誤しました。
一気に組み上げます。組み上げ時は、+ネジをすべて六角にしました。
組み立て用の説明書がないので、ネットの情報とマスターブックを参考にしました。
特に、スターターレバーの組み上げはとても大変でした。
使えたのはSurfaceとネットで拾った写真一番右の図です。
キャブの組み立てが完了したら、ダイヤフラムです。
国内と逆輸入版ではダイヤフラムピストンの負圧の穴の大きさが違います。
写真左の左は元々ついていたカナダ仕様最終版、右は国内版で、穴の大きさが違うのがわかります。
ドリルを刺してみた結果、国内版は2mm、逆輸入版は3.5mmのようです。(ネットの情報通り)
ということで、ドリルで3.5mmにしました。
お次はニードルを取り付けます。
キースターには4種類のニードルがありますが、まずは逆輸入版と同様のサイズにしてみました。
その辺は説明書(写真中)に記載がありました。
ニードルに取り付けるプラスチックの部品、よく見ると突起のようなものがあってちょっと特殊です。
もちろん部品が出ないので、無くしたり折ったりしないように気を付けます。
ダイヤフラムピストを取り付ける時は負圧の穴の位置がニードルの真下(写真左)になるように配置しカバーをします。
ドレーンホースが元々なかったので、パーツリストで調べてみたら1本1500円ほどするので、4本で6000円という清々しいまでのボッタクリぶりですw
ホンダのホースはなんと384円!しかも1mもあるので、4本取っても余りますw
ということで、若干色が違いますが、ホンダの同サイズのものを購入し取り付けました(写真中)。
ドレーンホースを取り替えようと思っている方は、ぜひこちらをご購入くださいませ。
T字のホースは使えそうな汎用品がなかったので、高い純正品を買いました。
そいつも取り付けて、作業完了。
なんか、、、感無量。
汚くて臭いイメージのキャブが素手で触れるほどピカピカ。
しかも中身も新品ピカピカで臭くない。
とても充実感がありますが、かみさんや子供に伝えても喜びを共有できませんw
キャブのメカメカしさが、女子供にわかってたまるか!(不適切にもほどがある)
ということで、OHが完了したので、お次は取り付け&セッティングとなります。
セッティングがバッチリ行って、一発で最終回となるか、セッティング地獄となるかはこうご期待!
ここまでかかった費用
品名 | 金額 |
キャブレター | ¥11,000 |
キースター(Vmax用) | ¥4,026 x 4 |
AZパーツクリーナー | ¥411 |
AZキャブクリーナー | ¥358 |
KTC 細軸マイナスドライバー(4mm) | ¥445 |
PB SWISS TOOLS マイナスドライバー(5.5mm) | ¥915 |
メインジェット#90 | ¥620 x 4 |
ストレート バキュームゲージ | ¥14,922 |
Tホース | ¥2,890 |
ストレートホース | ¥759 |
ドレーンホース | ¥384 |
六角ねじ 各種 | ¥2,100 |
合計 | ¥52,848 |
結構かかっちゃいましたね。
まぁ、バイク屋さんに頼んだらこれぐらい工賃がかかりそうだから、安いんだよ・・・と自分に言い聞かせています。
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