マスキングテープでフレイムスをデザインしてみるよ
<ドラフトデザイン>
マスキングテープで素人にもわかりやすくしてもらいました。
Yamahaのエンブレムは取り外し可能にしてもらうため、フレイムスには掛からないデザイン。
全体的にはOKなのですが、上側の先っぽだけのフレイムスがヒョロッとしていて上の部分のスペースが若干気になる・・・
こんな感じのフレイムスは出来ますか?と自分で可視化して確認してみました。
お答えは「可能だけど、自分のフレイムスだと辻褄が合わなくなってしまう」と、図解入りで説明を頂きました。
このように見えない部分でつながっていると・・・
流石プロ、タンク外の部分については全く考えていませんでした。
それを踏まえ、こんな感じでちょっと大胆にしてみるのはいかが?と手書きで修正版を送っていただきました。
後日、最終確認版デザインを送付していただきました。
改めてこれでFIXしました。
ショップの方とあれこれデザインでお話しするのはとてもいい経験になりました。
既製品では味わえないことなので、これだけでも頼んだ甲斐があるってもんです。
さっそくペイントしていくよ
デザインも決まり、カラーやフレーク(キラキラのラメ)などについて、検討させてもらった。
タンクのベースはブラック、フレイムスはレッドと大まかに決めていたけど、カラーも色々あってそこから選ぶことができる。
ブラックは真っ黒!がいいので、ソリッドブラック。
フレークはあまり入らないので必要最低限。
これはすぐ決まったんだけど、フレイムスのレッドで悩む・・・
キャンディレッドには大まかに3種類あり特徴は以下の通り。
・赤を赤と見せたいならブランデーワイン
・赤に表情を出したいならアップルレッド
・渋い赤にしたいならバーガンディ
上から順に明るい感じ。
作品例を見ながら、かなり悩んだ結果、ブランデーワインに決定!!
細かいプロのお仕事の様子は、以下で!
完成!そしてお披露目へ
ダミータンクを送付して約1ヶ月、とうとう仕上がったブツが届きました。
そんなダミータンクとご対面~
見てもらえれば分かりますが、光が当たらないところは、かなり控えめなフレイムス、逆に明るいところではフレイムスが浮き上がるほど鮮やかなレッド。
とても立体感がある感じです。
Vmax最終型のダミータンクと並べると少し地味なデザインですが、そんな年でもないのでこれぐらいがベスト。しかしながら、塗りのクオリティが違います。
メチャクチャつやつやだし。
早速、走りに行って写真を撮ってきました。
こだわりのフレイムス。青空に映えてキレイ。
横からのチラリズム。今は音叉エンブレムを付けていませんが、後付けできるようにフレイムスが裂けるデザインにしてもらいました。
ここもこだわり。
フレイムスデザインがよく分かるアングル。
Vmaxのデザイン的に前からはほとんどタンクが見えないのでさらにチラリズム。
だが、それが良い。
バイクに乗り始めてから約30年経ちますが、初めてやってみたカスタムペイント。
速くなったり、いい音が出るわけではないですが、オーナーの所有感はかなり満たしてくれますね。
だって世界にひとつだけ!、究極のカスタムだと思います。
今回お任せしたショップをご紹介
奈良県にある「飴色塗装店」さんというペイントショップです。
顔を合わせて相談しながらオーダーできないことがとても不安でしたが、メールで細かく教えてくれたり、こちらの希望を聞いてくれたりと、ほとんど不安はありませんでした。
また、進捗も同サイトにアップされ、預けたら完了するまでブラックボックスというわけではなく、作業進行中も楽しめました。
カスタムペイントを考えている人は、相談してみると良いです。
その際は、「Hiroのペイント見ました~」とお伝えしてもらえば良いかもしれません。
何も出ませんが(笑
でも、ステッカーはいただけると思います。
おまけ
最終型のダミータンクは、すでに新品は購入できないので大事に保管しておく必要があります。
でも、しまっておくだけではつまらないので、壁に飾ってみました。
旅館などにある亀の甲羅の飾り物みたいになりました。
コメント
ガッツリなファイヤーパターンは正直嫌いだけど、
これは派手過ぎなくていいと思う。かっこいい。
コメントありがとうございます。
正直うれしいです。
暗いところではほとんど気づかず、Vmaxオーナーがよく見たらノーマルじゃないのね的な感じです。
バイクに興味があまりない方なら全く気づかないと思います。