無事HSRを装着でき、バイクは絶好調。
これでGWにどこか走りに行ければ最高なんですが、こんなご時世なので、やめておきます。
GW中、ダラダラしているのはもったいなので、キャブを取り付けしていたときに気になっていたブローバイガスについて、ちょっと考えてみようと思いました。
そもそもブローバイガスとは??
ブローバイガスとは、ピストンとシリンダーのすき間から漏れてクランクなどにたまる未燃焼ガスや排気ガス。
S&Sのエアクリーナーを装着しているスポーツスターの場合、上の写真の小さい穴2つからキャブに還元され再度、燃焼させる設計になっています。
しかし、ブローバイガスの還元にはデメリットもあります。
- シリンダーやバルブなどにカーボンが付き、エンジン内部が汚れる。
- 未燃焼ガスや排ガスを燃焼させるので若干パワーロスになる。
- エアクリーナーからオイルが垂れてくる事がある。バイクが汚れる。
パワーロスはどうせ分からない程度だろうけど、汚れるのはちょっと。。。
還元させないようにしてみよう
簡単なのは禁断の大気放出なのですが、これは大気汚染の原因になったり、においがきつかったり、車検に通らなかったりと、いろいろダメそうなので、オイルキャッチタンクを装着してみることにしました。
ただ、専用品を買うほどではなさそうなので、以下を買って自分で装着してみることに。
メインのオイルキャッチタンクは、Amazonで1700円ちょい。安い。
中身は写真の通り、ガスを吸わないようにフィルターっぽいのがある。
また、たまったオイルは6角ドレンで抜けます。しっかり密閉されているようなので、値段の割によく出来ているようです。
ただ、ホースをつなげる口が大きすぎてホースに入らない。
ちょうど良さそうなストレート型の口を買ったのですが、取り回しを考えてエルボー型にしてみました。(写真はストレート)
試行錯誤の末、装着!
左側がブローバイガス側のホース。ここからオイルキャッチタンクへ行く。
右側がエアクリーナー側のホース。オイルキャッチタンクから空気だけエアクリーナーに還元される(と思う)
若干、物々しいけど、試行錯誤した結果これが一番いいと判断しました。
肝心のオイルキャッチタンク。
一番小さい容量(150ml)を買ったんですが、それでもいろいろ狭いスポーツスターには大きい・・・
エンジンの前とかも考えましたが、一番邪魔にならない左の足下にタイラップで落ちないように取り付け。
ぱっと見、分からないかな?
タイラップがみっともないのでそのうち、ステイなどを自作する予定。
試走
オイル漏れなどを確かめつつ、試走しました。
予想通りパワーアップなどは全く感じられずでしたが、オイル漏れやパイピングなどには問題ありませんでした。
あとは、コロナの状況が良くなって、走りに行けることを望むばかりです。。。
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